ゲージ · チューニング · スケール長
弦の張力計算
どんなチューニングでも、どんなA4とスケール長でも、1本ずつの弦がどれだけの力で引っぱるかがわかります。好みの弾き心地を保てるゲージも見つかります。
弦の張力 · あなたのセッティング
10–46の弦セットでE Standard:この弦セットが想定しているチューニングで、合計約103 lbです。
E2 A2 D3 G3 B3 E4
300〜600 Hzで入力してください。Escキーで前の値に戻ります。
チューナーとトーンジェネレーターと共通です。
10〜40″で入力してください。cmやmmでも入力できます(64.8 cmや648など)。Escキーで前の値に戻ります。
表のゲージを自由に変えて、自分のセットを試せます。
| 弦 | 音名 | ゲージ | 張力 | 弾き心地 | 標準との差 | 標準と同じ弾き心地 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 6 | E282.41 Hz | 17.2 lb7.8 kg | 標準 | 0% | ≈ 46 · 同じ | |
| 5 | A2110.00 Hz | 19.1 lb8.7 kg | 標準 | 0% | ≈ 36 · 同じ | |
| 4 | D3146.83 Hz | 18.2 lb8.3 kg | 標準 | 0% | ≈ 26 · 同じ | |
| 3 | G3196.00 Hz | 16.6 lb7.5 kg | 標準 | 0% | ≈ 17 · 同じ | |
| 2 | B3246.94 Hz | 15.4 lb7.0 kg | 標準 | 0% | ≈ 13 · 同じ | |
| 1 | E4329.63 Hz | 16.2 lb7.4 kg | 標準 | 0% | ≈ 10 · 同じ | |
| 合計 | 10–46 | 102.7 lb46.6 kg | 0% | ≈ 10–46 |
ゲージは5〜200の範囲で入力します:46、.046、46w(w = 巻き弦、p = プレーン弦)。Escキーで前の値に戻ります。
概算です:メーカーの表との差は±2〜3%で、ブランドによっても違います。弾き心地の言葉はおおまかな目安で、もっとゆるめ、あるいはもっと強めが好きという人も多くいます。
計算式
弦の張力のしくみ
弦がネックを引く力は、3つで決まります:弦の重さ、振動する部分の長さ、そして音の高さです。この計算では、弦メーカーが公開している式を使っています:
T = UW · (2 · L · f)² / 386.088
スケール長25.5″で一般的な10–46のエレキ用セットをE Standardに張ると、合計で約103 lb(47 kg)になり、1本ごとの張力は15.4〜19.1 lbです。
文字の意味
- T は張力で、単位はポンド(lb)です。1ポンドは0.4536 kg、または4.448ニュートン(N)です。
- UW は単位重量、つまり弦1インチ分の質量(ポンド)です。プレーンのスチール弦では鋼の密度から求め、巻き弦ではメーカーの公開データへのなめらかな近似から求めます。
- L はスケール長で、ナットからサドルまでの長さ(インチ)です。
- f は開放弦の周波数(Hz)です。お使いのチューニングとA4で決まります。
- 386.088 は重力加速度(インチ毎秒毎秒)です。質量のポンドを、力のポンドに換算します。
半音
チューニングを下げると:2N/6
張力は、周波数の2乗に比例して増えます。半音下げると周波数は21/12で割られるので、張力は21/6で割られ、約11%減ります。半音をN回下げると、張力は元の2−N/6倍になるので、2音下げると約37%減ります。弾き心地を取り戻すには、弦の太さをおよそ2N/12倍にする必要があります(巻き弦は直径より速く重くなるので、もう少し少なくて済みます)。
| 下げる半音の数 | 張力 | 同じ弾き心地のゲージ | 10–46の代わりに |
|---|---|---|---|
| 1 | −11% | ×1.06 | 10.5–49 |
| 2 | −21% | ×1.12 | 11–52 |
| 3 | −29% | ×1.19 | 12–54 |
| 4 | −37% | ×1.26 | 13–59 |
| 5 | −44% | ×1.33 | 13.5–62 |
| 7 | −55% | ×1.50 | 15–70 |
| 12 | −75% | ×2.00 | 20–93.5 |
ネックが長いと、張力も強い
スケール長
張力は、スケール長の2乗にも比例して増えます。同じ弦を同じピッチに合わせても、ネックが長いほど強く引っぱります。バリトンギターのネックが27″〜30″あるのも、同じセットが25.5″のギターより24.75″のギターのほうがやわらかく感じられるのも、そのためです。
| スケール長 | cm | 張力 | 相当 |
|---|---|---|---|
| 24.75″ | 62.9 cm | −5.8% | −0.5半音 |
| 25″ | 63.5 cm | −3.9% | −0.3半音 |
| 25.5″ | 64.8 cm | 0% | 基準 |
| 26.5″ | 67.3 cm | +8.0% | +0.7半音 |
| 27″ | 68.6 cm | +12.1% | +1.0半音 |
| 28″ | 71.1 cm | +20.6% | +1.6半音 |
| 28.6″ | 72.6 cm | +25.8% | +2.0半音 |
| 30″ | 76.2 cm | +38.4% | +2.8半音 |
人気のチューニング
よく使われるチューニングでの10–46セット
| チューニング | lb | kg | E Standardとの比較 | 同じ弾き心地 |
|---|---|---|---|---|
| E Standard | 102.7 | 46.6 | 0% | このチューニング用 |
| E♭ Standard | 91.5 | 41.5 | −11% | ≈ 10.5–49 |
| Drop D | 99.2 | 45.0 | −3% | ≈ 10–52 |
| D Standard | 81.5 | 37.0 | −21% | ≈ 11–52 |
| Drop C | 78.7 | 35.7 | −23% | ≈ 11–59 |
| C Standard | 64.7 | 29.4 | −37% | ≈ 13–59 |
| Drop B | 70.1 | 31.8 | −32% | ≈ 12–62 |
| B Standard | 57.7 | 26.2 | −44% | ≈ 13.5–62 |
弾き心地
弾き心地の言葉の意味
弦ごとのバーは、その弦の張力がどのあたりにあるかを示します。この範囲は、1本あたりのポンドで表したおおまかなもので、あくまで目安です。ジャズのプレーヤーは太くて張りの強い弦を、ブルースのプレーヤーはゆるい弦を好むことが多くあります。
| 楽器 | ゆるい | 弱め | 標準 | 強め | かなり強い |
|---|---|---|---|---|---|
| エレキギター | 12未満 | 12–14 | 14–20 | 20–24 | 24超 |
| アコースティックギター | 18未満 | 18–22 | 22–32 | 32–38 | 38超 |
| 12弦ギター | 11.5未満 | 11.5–15.5 | 15.5–28 | 28–33 | 33超 |
| ベース | 25未満 | 25–30 | 30–45 | 45–52 | 52超 |
精度
どのくらい正確ですか?
プレーンのスチール弦は鋼の密度から計算し、メーカーの表との差は約0.5%以内に収まります。巻き弦は芯線、巻き線、メーカーによって変わるため、公開データへの近似から求めています。メーカーの表との差は±2〜3%、同じゲージでもブランドによって数%の違いが出ると考えてください。この計算が対象にしているのは、プレーンのスチール弦、ニッケル巻き弦(エレキ用)、フォスファーブロンズ(アコースティックと12弦用)、ニッケルのラウンドワウンドのベース弦です。
チューニングする準備はできましたか? どのチューニングにも専用のチューナーのページがあり、オンラインチューナーならどのチューニングも半音単位でずらせます。
よくある質問
ギターには、どれくらいの張力がかかっていますか?
スケール長25.5″で一般的な10–46のエレキ用セットをE Standardに張ると、合計で約103 lb(47 kg)、1本あたりおよそ15〜19 lbです。12–53のアコースティック用セットは約161 lb、34″の4弦ベースに45–105を張ると約173 lb、12弦ギターは約251 lbです。
チューニングを下げるときは、太い弦が必要ですか?
半音下げなら必要ありません。ほとんどの人は、いつものセットのままです。半音下げるごとに張力が約11%ずつ減るので、2音下げ(C Standard、37%減)あたりから、弦がゆるく感じられ、ビビり始めます。10–46セットと同じ感触をC Standardで保つなら、13–59くらいを試してみてください。
スケール長で弦の張力は変わりますか?
はい、長さの2乗に比例して変わります。同じ弦を同じピッチに合わせると、25.5″のネックは24.75″のネックより張力が約6%大きくなり、27″のネックではさらに約12%増えます。半音上げるのに近い差です。